5.1. サンプルアプリの改善 - 設定画面の追加
3.アプリ作成 (サンプル)で作成したサンプルアプリに、設定画面を追加していきます。
設定画面の作成には、Android標準で用意されているPreferenceというものを使用します。
このPreferenceを使用すると、設定画面の作成と設定値のファイル保存/読込を簡単に行うことができます。
(設定値のファイル(xml)への保存、読み込みは自動で処理されるので、意識しなくてもよくなります。)
完成する設定画面のイメージです。
「端数」の設定で、1円、500円、1000円等で端数の単位を設定できるようにし、「端数切り上げ」にチェックを入れると端数を切り上げて計算します。
設定画面の追加は、以下の流れで行います。
- 設定画面用のレイアウトファイル(.xml)を作成
- 設定画面用のActivity(.java)を作成
サンプルアプリのメイン画面を作成した時と同じように、画面のレイアウトをxmlファイルで作成し、処理をjavaのクラスで実装するという流れになります。
では、設定画面の追加について、説明していきます。
まずは、設定画面用のレイアウトファイルを作成して行きます。
⇒ 5.1.1. 画面レイアウト作成